2009年12月08日

嵐のように

本日、実施設計図を納品してきた。
一週間前には確認事前申請にほうりこんできた。
この数ヶ月すごい生活だった。

振り返ってみれば、夜はもちろん終電、朝は5時半起き。一週間に2泊ほどはよぎなくされ、金曜日の夜は必ずといっていいほど泊まりだった。

基本計画から基本設計、実施設計とはじめから設計工程をすべて一人でやりきったのは初めてだった。実際中身はどうなのかというところではあるが。。。

とにもかくにもこれでひと段落というわけでもないが、とりあえず納品完了。

そんな忙しい中いつも聞いていた曲は嵐の「Love so sweet」。

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大学の友人から大分まえにもらった曲である。
こんなにはまったのは久しぶりだ。電車の行き帰りには嵐の動画を携帯で見たりするほど。
そもそも嵐に興味をもった。

彼らは最近(前からかもしれないが)、異常な人気っぷりである。
SMAPの後継者なのか、いやメンバーの個性や特徴からいうとそれ以上ではないかとさえ思う。
一人一人が様々な活動をし、はたまたアイドルとして終結する。アイドルなんてと思う自分がいたが、彼らはその「なんて」と言われるのを知った上でアイドルをまっとうしてるように見えてしかたない。
自分はもとよりアイドルには興味がない。男なんてなおさらだ。
しかし嵐はちがう。同年代というのも1つの理由なのかもしれない。

たった数ヶ月忙しかっただけで弱音を吐いている場合じゃない。
同年代の彼らたちのように嵐を巻き起こしてやりたい。

しかしなにはともあれ、とりあえず寝よう。


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2009年10月21日

流れ星

最近はめっきり忙しくなり終電で帰ることが多くなった。今日もそうであった。
ただでさえ帰るのが遅いのに今日は電車が遅れていた。それにイライラしている時、携帯であるニュースをみた。
オリオン座流星群だ。今まさにピークを迎えてるらしい。それを知って自宅のマンションの廊下からしばらくオリオン座を眺めて見ることにした。
いつみてもオリオン座はかっこいい。南の空の星座にもかかわらず、いままででいちばん目にした星座かもしれない。小学生の時一年少しの間毎日星の観察をしたことを覚えている。とにかく星が好きだったのだが、きっかけは母親に当時買ってもらった一冊の図鑑だ。タイトルは「宇宙」。そのころはそれがたまらなくうれしくて何度も読んで見返したおぼえがある。そのころの夢は天文学者になること。なにをするのが仕事なのかもわからずただ宇宙に興味があるから思った。今ではかなり現実的な世界である建設系の仕事についているのだが・・・。
そんなことを考え思い出しながら10分程度がすぎた頃、ゆっくりと鮮明で流れ星というにはあまりにも情熱的な赤色の流星が、繊細な光跡をたてながら流れていった。流れ星のイメージは本当の一瞬だが、今日みたのはスローモーションにみえた。とはいえ実際はせいぜい1秒か2秒の世界。
でもその一瞬は自分の気分をいっきにすっきりさせるものであった。ちいさいころ感じていた感覚はいまでもわずかながら残っていた。毎日じっと空をながめていた頃のように、ただ星を眺めていることが純粋に楽しいと感じることができてなんだかうれしい気分になった夜であった。
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2009年10月17日

見えるものを疑い見えてくるものをよむ

先日、兵庫県立美術館へ行ってきた。

「だまし絵展」である。

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なかなかまわりからおもしろいと評判を耳にしたので連休に足を運んだ。
だまし絵はアートが好きな人、特にアートに興味のない人でも直感的に楽しめるジャンルなのか、館内は非常に多くの人で賑わっていた。
マグリッドやダリなど、超有名作家たちの作品が展示されていた。なかでも自分が気にいったのはオランダの版画家エッシャーである。名前は聞いたことがあった。作品はみたことがある。美術の教科書にのっていたような気がする。
その日、作家と作品がマッチした。これかと。
階段の家や物見の塔、トカゲや鳥のタイルなど有名なものはたくさんある。緻密に計算され尽くしゆがんだパースペクティブは、広告どおりまさに我が目を疑わさせられる。その不思議な作品のなかで追いかける作業は、これ快感に値する。
エッシャーのとりこにされた自分はすぐさまエッシャーの宇宙という本を購入した。

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これは将来にわたり大事な一冊になりそうな気がする。

アートを堪能したあとは、尼崎センタープールへ。

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競艇スペシャルグレードレースの一つ全日本選手権、いわゆるダービーが開催されていた。もっとも尊敬する濱野谷選手はフライング休みのため出場していないが、全てのレースが気を抜いてられないメンバーばかり。
その日は競艇でも目に見える勝率や枠番に騙され舟券ゲットとはいかなかった。ただ自分は競艇はスポーツとしてみているため、勝敗はさほどきにならない。
いかに素晴らしいレースであるかいなかである。
やはり競艇は興奮する。
今年の賞金王にはぜひ足を運ぼうと思う。

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USJ

久しぶりにUSJへいってきた。

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というのも、先週金曜日が会社の創立記念の振替休日だったので、せっかくの平日休みを有効利用したわけである。
土日なら2時間並ぶスパイダーマンのアトラクションも10分でのることができる。すばらしい。

今年間パスが安くかえるのでついつい買ってしまった。2回行けばだいたい元はとれるかといった金額である。年間パスもかったので、これからもどしどしUSJにはいこうと思う。

ただ心残りなのが、ハリウッドドリームザライドの選曲を大阪LOVERにしてしまったことだ。やはりあのアトラクションは曲番5、コブクロの君という名の翼で決まりだ。

しかしなんにせよ平日のテーマパークはなかなかいいものであった。
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2009年09月26日

スケッチ

コンペも終盤。

少し生き抜きにまたスケッチ。
所要時間20分。

本日はアスプルンドの森の火葬場。

スケッチ02.jpg

実際は曇り空であるが、建築や自然が素敵なら構図は空が多いほうがいい。
絵がこの風景のすばらしさを伝えられるまでになれればいいなと思う。

今回のスケッチでは構図のバランスと実際線にはしにくい、池や雲の表現方法を考えさせられた。
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2009年09月23日

シルバーウィーク

シルバーウィーク初日は大阪をまわってきた。

まずは宮本佳明さんのリノベーション住宅「gather」のオープンハウス。

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もともと不適合建築物であったものにたいしてリノベーションされた物件である。面積オーバーしているとい問題は、内部を外部に、外部を内部にするリノベーションの方法でうまく解決されていた。また全体としては格子をもちいたデザインとなっており、内部を外部に、外部を内部に感じるような少し不思議な空間ができあがっていた。
全体の構成は格子状のもので包み込み、そしてまたそれが内部へ貫入していくものとなっている。

そこから中之島で開催されていたDESIGN EASTへ。

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展示自体の内容はやや薄かった。ただ講演にはそれなりの著名人がよばれており、自分達は蒲ヌ品計画の代表取締役社長の金井氏の講演を聞いてきた。たんたんとした内容で特別感銘をうけるものではなかったが、蒲ヌ品計画の代表の話を聞けるのはよい機会だった。

その後はコンペの打ち合せに京都へ向かった。何件かの店をはしごして夜3時までかかってなんとか案の方向性をきめた。


2日目は前の日にきまったコンペの方向性を検討するためのプラン作成。


3日目は今電車の吊革広告でおなじみの海遊館へ。

海遊館.jpg

5時から行ったわけではないが、久しぶりに大自然の迫力を体験しに天保山へ。天保山といえばサントリーミュージアムの閉館が決まったらしい。自分はまだ行ったことがなかったので、一度これを機にいって来ようと思う。安藤建築の中でもスケールは小さくない美術館である。大阪・関西の文化の意識の低さがもたらしたものであろうか。。少し残念な気がする。


4日目は、もう1つの進行中のPJ関連で京都福寿園の御茶屋の視察へ。

ただの見学だけなのにお茶を出してくれるおもてなしぶりは、非常に温かいものがあった。各階の階段の一角に基準法上必要と見られる避難上有効なバルコニーがあるのだが、そこを利用して各階それぞれ違った表情をもった庭を作りこんでいた。6階には水盤がはってあり、京都の6階に浮かぶ水景は非常に赴きがあった。

その後は、コンペの残り検討事項をミーティングし、帰宅後はまた図面作成。


最終日の今日はコンペ提出がせまっているので基本的にずっと作業していたのだが、気晴らしにスケッチを一枚かいた。
先日スケッチブックを購入した。

スケッチブック.jpg

アポロホモドローイング。なにやら評判のよいスケッチブックのようだ。なんでも形から入る自分は、このスケッチブックを購入し、初のスケッチにトライ。

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ノルウェーのとある教会での風景。
基本的には15分で着彩までいけるように練習しようと考えている。
今回は初めてなので、書いてて学ぶ事が多かった。全体の構図のバランスや、書いて行く手順、下書きで何を書く必要があるのか等。
まずはこれから毎週今までに撮ってきた写真のスケッチをして、スピードと技術が備わってきたら外へでてみようと思う。


なかなか建築メインのシルバーウィークであったが充実していたと思う。次回シルバーウィークは6年後である。自分がどのような状況にあるのか想像すると楽しくなってくる。
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2009年09月05日

群馬、台場

先週末、東京へいってきた。
まずは東京から少し足を伸ばして群馬県は館林市へ。朝6時に家を出発し、新幹線在来線と乗り継ぎ館林駅についたのは正午12時ごろだった。

目的はもちろん、第一工房設計の群馬県立館林市美術館である。

田舎道をタクシーではしり、近づくにつれてその恵まれた広大なランドスケープが見えてくる。ここ3年ほど行きたいと思っていた場所で、非常にワクワクする瞬間だった。

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自分は建物を鑑賞するときはまず外観と外構からみるようにしている。
端正なエッジのきいた平面計画も魅力のひとつであるが、外構の植栽計画もなかなかすてきなものであった。自分好みの樹木がおおくて、またそれはこの建築と一体となり、すてきな風景となっていた。とくにカツラの木々の間から見える姿は、一枚の絵となっていた。

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本館と別館の間あたりから建物裏手にまわる蛇行した道があるのだが、そこではたくさんの種類の植栽が堪能できる道となっている。ヤマザクラ、シャラノキ、ヤマモモ、コナラなどなど。

外廻りを楽しんだ後は、内部空間へ。メインエントランスの前に戻りアプローチし直す。金曜日に行ったせいかほとんど来館者がいなかった。展示スペースをまわっている間なんかは学芸員以外の姿は見えなかったくらいだった。

まずはレストランで腹ごしらえをしてアートに向き合う。
いま展示中の「エコ&アート」は非常に面白い展示であった。

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その中でもよかったのが、三分一博志氏の展示。犬島にたてられた建築の内部温度が外の気温といかに違うかを映像を使ってプレゼンがされていた。建築の内部をすすむにつれ、室内温度がどんどん下がっていく。一度行っている場所だけになるほどという感じであった。

すばらしい環境にかこまれた美術館でエコとアートを楽しんだ後は、東京は月島にもどり東京名物のもんじゃを食べに行くことに。もんじゃは3度目だがやはりいまいち焼き方が分かりづらい。ビールと鉄板焼きのすばらしいコンビネーションを頂いてホテルへ戻り一日目は終了。

二日目のスタート少しのんびりで、昼からお台場へ向かった。超満員のゆりかもめにゆられガンダムを目指した。
お台場合衆国はなにげなく行ったのであるが、あまりにも人が多すぎたのと、蒸し暑さに耐えられなくなり、ガンダムに会った後はすぐにお台場をはなれて東京をぶらつきのんびり帰りの新幹線を待った。


今回は東京にいったにもかかわらずスローライフな旅ができてよかったと思う。
ひとつ、館林に影響を受けて、今担当している物件のシンボルツリーはカツラでいこうと思う。
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2009年08月24日

休日の過ごし方

土曜日久しぶりに買い物へでかけた。
まずはSONGBIRD DESIGN STORE.へ。

http://www.songbird-design.jp/

元IREMONYADESIGNLABOのデザイナー徳田さんのあたらしいブランドショップである。やはりIREMONYAから通ずるデザインのものがおおかった。自分の好みとしてはやはりIREMONYAの方であるが、SONGBIRD DESIGN STORE.もわるくない。
ショップの一角がデザイナーの作業スペースになっているのだが、二条城の近くの落ち着いた場所であれば仕事もはかどるのだろうなと思いながら店をでて少し遅めのランチへ。

店はさらさ3。ランチタイムはギリギリセーフ。アーケードのかかったまちの商店街に面してるのであるが、店内は昼下がりにもかかわらず多くの賑わっていた。席にあきがなかったせいか、中庭を隔てた奥のはなれで頂くことになった。一室のみの個室。誰の声も聞こえてこなく、きこえるのはエアコンの静かな音とラジカセからながれるFM放送のみ。非常に落ち着いたランチをすることができた。

その後はいつもいく店にいってもろもろと買い物をして充実した1日であった。

翌日日曜日はフットサルの小さな大会によばれていた。
ボールを触る以前にハードな運動自体が学生依頼であった。集まったメンバーのほとんどがその状態のなかチーム「のぶなが」、結果はなんとか準優勝。

詳細はこちら→http://duck-man.net/

結果はともあれ、休日に運動するのがこんなに気持ちいいものだとは知らなかった。これからもたまにはフットサルで体をうごかしていこうと思う。
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2009年08月16日

2009年夏休み

今年の夏休みも明日で終わろうとしている。
とくに旅行に行ったわけではないがなかなか充実した夏休みであった。

1日目。

彦根城下にある少し有名な親子丼を食べ、その後は長浜まで足を伸ばし、現在進行中のとあるコンペの敷地のサーベイに。

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長浜の一角の小さな敷地にガラスをつかったアートを提案するというコンペ。前回につづきアートのコンペ。
長浜も黒壁により一時は観光客を引き寄せた感はあるが、いまひとつ盛り上がりにかける。その日もそんな雰囲気を漂わせていた。自分は滋賀県出身なので、やはり長浜にはもっと盛り上がってほしいと考える。今回のコンペへの参加はそんな思いのもとスタートしている。

2日目。

初の尼崎競艇へ。

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自分がこよなく競艇を愛することはもはや知ってもらっているかもしれない。ギャンブルとしてではなく、モータースポーツとして、格闘技として愛する。一時は体系さえ合えば競艇選手になりたいと考えたほどである。
6人それぞれが戦略をもって艇を操る。その熾烈な戦いはスタート前の、コース取りからはじまっている。第1ターンマークへむかってそれぞれの思いをもって向かう。そして誰よりも早くブイをまわってレースを制する。誰よりも先にブイを回るのを競艇の世界では、先マイと称する。自分は人生も先マイであると学生のころから言い聞かせている。
一度の人生はためらわず、そして臆することなくまわればいい、と思って生活している。
そんな自分の人生観にも影響を与えている競艇。

3日目。

2日前にいったところではあるが、またもや彦根へ。お盆呼びの為、祖母の家へ。

4日目。

バーベキューをしにマキノサニービーチへ。
大人6人子供3人。自分の年でももう父親になっている友達をみて不思議な感じがした。
たらふく食べた後は渋滞にもまれながらのんびり琵琶湖を眺めながら帰宅。

5日目。

昼は京都をぶらぶらと。
久しぶりにCDを購入。一度に2枚のCDを購入したのは生涯初めてのことだった。

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Wonderful/WORLD SKETCHとA DAY IN THE LIFE/jazzin'park。
どちらもうれしくなる曲である。
雨の日でも聴けばココロを晴天にしてくれるようなメロディ。休み明けの少しやる気の無い自分へのエネルギー源となればと思い購入してみた。

その後は大学の研究室仲間と少しささやかな飲み会へ。今年はなかなかみんなの予定が合わなかったり、お腹をこわす者がいたりで、少人数の宴となった。いまだに長期休暇となれば集まれる仲間はやはりうれしいものである。


明日は晴天のココロで2つのコンペのアイデアでも考えてみようか。
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2009年08月09日

犬島・直島アートの旅

前回建築行脚の予定をたてたと書いたが、その旅へ早くもいってきた。

目的地はやはり犬島精錬所である。
精錬所の見学は完全予約制で、朝一の見学を予約したため始発の電車に乗るはめになった。
朝4時におきて外へでたときはまだ薄暗かった。

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しかし、これからの旅を想い、思ったより目は覚めていた。

4人で旅行することになっており、新大阪の新幹線のりばの改札前で待ち合わせなのだが、予定の時間になっても誰一人こず。
メンバー全員に連絡をとると、見事全員寝坊だった。まともに来ている自分が逆におかしいのかと思わされるほどに。。。

見学ツアーに間に合うのか不安のまま岡山駅についた自分達は、取りあえず港へむかうことにした。

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そんなスタートではじまった旅であるが、なんとか船はチャーターすることができ、無事に本州を発つことができた。

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なんとか見学の5分程度前に入港でき、またも無事に見学ツアーに間に合った。
ギャラリーで設計者の三分一博志氏についての展示と説明を聞いたあと、精錬所へ向かうことに。

緩やかに曲がった海岸線の向こうは広がる海、頭の上には晴天が迎えてくれた。遠くにそびえる煙突に向かって、夏がうれしそうにおどる芝の中をアプローチしていく。

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煙突群の近くまで来たところで、いくつかのグループにわかれてツアーガイドの人が説明をしてくれる。古代遺跡かと思わせるこれらの壁は銅を精錬する際の副産物であるからみを使用したレンガである。

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それは非常に独特の質感で、今まで見てきた建材には同じようなものはなかった。しかし、明確な文献が残っておらず、その用途は不明とのこと。自分達なりに、ここで働いていた人や住んでいた人の営みを考え、何に使っていたのか想像をする。答えは見つからないが、そこが朽ちた文明の魅力の1つだと思う。

そのまま、精錬所を一通り説明を聞きながらまわり、おおよそ70分間の見学ツアーとなった。今回その中に建てられた三分一博志氏の建物も環境に配慮されており、屋内には一切空調機が設けられていない。新たな建物や植物やアート、そして明治からたたずむ精錬所全てがひとつとなり、とても素敵な場所となっていた。
今回自分は日本で最高の場所だと感じた。必ずまた訪れるであろう場所のひとつとなった。

アートを楽しんだあとは、ビールとともの昼食をとる。素敵なアートに向き合いそして炎天下の中ギンギンに冷えたビールを飲む。遅刻しようとも全ての予定がうまくいく。細かいことを気にしない自分達を物語るような旅の初日となった。

その日のうちに3度目となる直島へ。だいたいのものはもう見ているので、今回は自転車を借りて島をぶらぶらと。アップダウンの道を乗り越え、のどがかわけばそこらの自動販売機でコーラを買う。まさに地元の小学生の夏休みである。
ベネッセミュージアムに行って、近くの海岸へ降りてみるとこんなものが。

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わかるだろうか。ベネッセのすぐ下にある大階段を下りたところの、穴のたくさん開いた船の一部のアートである。直島が好きな人は知っているかもしれないが、最近このアートで願い事がかなえられると言われている。アートの後ろ側からお賽銭を投げ、その穴をぬけると願い事がかなうといった内容である。
自分達もこの旅の成功を願いお賽銭をすることに。結果は見事通過。

その近くにはこんなものも。

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なつかしいあいあい傘だ。満ち潮になればかき消されてしまう。夕方6時頃、波はもうそこまで来ている。ある二人がここで愛を誓ったのだろうか。やはりかの二人も、さっきのアートのお賽銭もしているのだろうか、そんなことを想像してもう誰もいない浜辺をあとにした。

その日は「へんこつ」というややがんこ系の焼肉屋で夕食をとった。
自転車で島をまわり、暑くて汗もたくさんかいだ後に、焼肉とジョッキの凍ったビール。ここでも至福の瞬間を感じ、たらふく食べた後は銭湯で疲れを癒し、9時就寝。

9時起床。要するに12時間睡眠。
2日目は豪雨に見舞われ、行くととこもなく帰宅することをしいらげられた。しかし、とてつもなく充実した旅であったのでそのころにはもう満足感で満たされていた。


様々なことが起きて、見て、体験した建築行脚となった。
次回は10月、目指すは青森。
それまでに今進行中PJと試験。明日からのモチベーションは充電された。
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2009年08月02日

夏より先に

昨日、関西にもどってきたhokken宅へいってきた。

夏季研修旅行のプランニングと、あらたなプロジェクトのキックオフの為に。

夏季研修旅行とはいわゆるただの建築行脚である。旅行へ行く1週間前に予定を立てるところあたりが、なんとも学生らしくてなつかしい。
今年は犬島へいく予定である。もはや開館して時間が経ち話題もある場所なので説明はひかえるが、近くの島の直島にも行く予定にしている。
直島はこれで3回目である。もうおなか一杯というところではあるが、アートに触れて夏の旅を感じるにはいい場所である。

もう1つのキックオフであるが、こちらは打ち合わせというより、スタートさせるきっかけであった。
完成度とプラスアルファを求められるであろう、実施設計コンペである。今回はOHAに内装系の者を加えたチームで挑む。幸いメンバー各々の職場や下宿先が近くに位置する。
今回は完全に消化するために、それぞれ夜中までの仕事の後に毎週定例ミーティングを行うことになった。仕事をする傍らで、自分達がどれだけのものを創り上げることができるか、これは自分達を試すプロジェクトであると考えている。


梅雨明けが遅れ、夏の幕開けはまだであるが、自分たちの夏はすでに始まった。
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2009年07月12日

通勤時間は…

最近また少しだけではあるが勉強を始めた。

「一級造園施工管理技士」である。
今年はまだ受験資格に満たなかったので、来年受ける予定でいる。参考書も購入済。

外構を計画する際に、やはりいつも同じような樹種を選定したり、同じような植栽配置計画になりがちである。外部も含めて建築といえども、やはりそのデザイン、設計はおこたり勝ちになる。
その結果建物の設計が固まってきて、植栽計画にとりかかることになる。そうなった場合建物の設計趣旨とは切り離されたデザイン、設計となる。この時、植栽や造園に関する知識の乏しさから、いつも同じような無難な植栽計画となる。
それがどうかなと感じることがあり、実際デザインにどう影響してくるのかは別として、まずは少しでも知識をということで始めたのである。

通勤時間の電車の中では、聞いたことも見たこともない樹種に覚えるのに必死である。


また昨日はドラゴンクエスト\発売日ということで、DS本体も一緒に衝動買いをしてしまった。
DS自体は子供達がどこでも手にしているのをよく見かける。若い女の子ですら持つ流行っぷりである。しかし、少しつかってみてその理由がなにかわかる気がした。写真を撮っていじったり書き込んだり、コミュニケーションツールの1つとなっていうように感じた。


明日からの通勤時間は、庭とドラクエで急がしそうである。


またもや本日、1つアートのコンペの納品を完了した。
詳細はおいおいHPで公開する予定である。
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2009年06月28日

休日

先日予約していた本が届いた。

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「アルベルト・カンポ・バエザ 光の建築」
スペインの代表的建築家であるが、その作風についてはミニマルなイメージを持つ。
この本は作品のみならず、本人へのインタビューやエッセイが含まれている。価格もさすがTOTO出版といったところである。
彼の建築を見ていると非常にスペインに行ってみたくなった。
スペイン・ポルトガル。あのあたりはやはり中央欧州と比べるとやはり独特の文化や風景を見ることができる。


昨日は土曜日ながら事務所へでたのであるが、堀江がやけに若者でにぎわってたなと思えば、昨日あたりからバーゲンがはじまってるところが多いようだ。
そうと知れば自分も出勤しつつも、ドレスシャツを買いにいつもスーツを仕立ててもらっている店へ。メンバー先行セールということで、人の少ない中選ぶことができた。念願の丸襟のシャツも買えたので、仕事といえど、充実したショッピングとなった。


夜は現在担当中の物件の近隣説明会。
案の定、周辺住民は納得いかず。初回はどうせそんなもんだろうと思いつつ、こんなことに何度も狩り出されるのもたまったもんじゃないと思う。
事業者側(自分も含め)、近隣側どちらも言い分はわからなくはない。ただ法的に建てることは問題ない。こればっかりは難しい話である。
自邸を建てるときは敷地の選定を入念にすることが大事であることを思わされた。
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2009年06月20日

納品完了

本日一件納品を済ましてきた。
とはいってもただのコンペであるが。

ssc2009.jpg

コンペを提出した。
詳細はそのうちHPで公開予定。

最近はほとんど自分で郵便局にて図面を郵送するといったことがなかった。久しぶりに自ら郵便局にいって、郵送手続きを済ますとやはりなにか気持ちいいものがある。ひとつの区切りである。
学生の頃は徹夜して、夜中ぎりぎりに消印をもらいにいったりしていたのが思い出される。あるコンペを提出したその日にまた徹夜で作業して、寝ぼけてキーボードにコーヒーをこぼして壊してしまったこともあった。


今年ももう半分過ぎて、まだ目標は達成できていない。
少しの焦りとともに、さて次の作業に入ることとする。
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2009年05月30日

寝る前に…

最近またまた忙しくなってきた。
一時期建設業界大ダメージで、今もなおであるが、最近になってまたもや仕事三昧となってきた。

基本的に定例打ち合わせの前の日は家に帰れないことが多い。
今週もそうだった。

ところで、同じ研究室だった後輩が一人今年も入社してきた。まだ入社して2ヶ月あまりが経とうとしているところであるが、今週家にかれなかった日、夜12時をまわった時前をみるとその後輩が仕事をしていた。どうやらコンペが終盤であったようだ。

夜もふけ、外が明るくなってきたころその後輩と話しているうちに学生時代を思い出した。
今から思えばクソのような生活を送っていた。これは悪い意味ではないが。。
食堂で夜ご飯を食べ、ジムでシャワーを浴び、夜中はラーメンを食べ、朝方になるとどんどん眠りにつく者がでてくる。そして、朝まで作業しきったもので、ベーカリーショップで朝食をかう。その満腹感におそわれ、たいがいはここで眠りにつく。
昼過ぎに起きては昼間はあまり作業ははかどらないから、周りの者とぐだぐだすごす。
このサイクルの繰り返しだった。
しかしそこにはなにか、寮生活のようなものから生まれてくるアイデアや、夜中の建築批評など、それは貴重な時間だったのだろう。

そんなことを思い出しながら、後輩と話をしていた。


忙しかった一週間を終え、家にかえってきたら二冊の本が届いていた。

「ユリイカ ―レム・コールハース行動のアーキテクト」と「図解アトリエ・ワン」だ。

IMG_2131.JPG

自分はもとよりオランダが好きでコールハースが好きだ。
彼は、プログラムにおける決定的であり問題としか言いようのない事を指摘し、それを座布団をひっくり返されるような手法をもって、またそれもコンセプチュアルに解決してしまう。
そんな彼が非常に好きだ。
この本では、そんなレムについて磯崎新を筆頭に語られている。
コンペの裏にある政治的な内容も少し出てきたり、または錯乱のニューヨークについても語られている。とても面白く読める本だと思う。

また彼は、コンセプトを表現するなら、装飾を嫌い、その建物自体の美的感覚は重要視していないように感じられる。少なくとも自分にはそう写っている。
そんなレムが好きな為か、自分がディテールやマテリアルにめっぽう興味が薄い。

そこで、少しでも興味を持とうと考え登場するのが「図解アトリエ・ワン」だ。今さらと思われるかもしれないが、そう今さらなのだ。今一度学生に戻った気分で、見てみようと思い購入した。これで少しでも興味が深まるといいのであるが…。
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2009年05月17日

東京出張

チームとして先日出張で東京まででてきた。hokkenは飛行機で、自分は新幹線で。

dentsu.jpg

久しぶりの東京であったが時間がなく、ばたばたした滞在となった。
年初めに出したコンペの件で、主催者側と顔合わせをするのが目的であった。打ち合わせはスムーズに終え、街を見て歩くことに。

銀座の商業建築から青山の小さなオフィスまで、大阪や福岡ではあまり出会えないクオリティの高い建物を見てまわった。
そしてGYREのテラスで、現在進めているコンペや、あらたなプロジェクトの発展のためのミーティングをしていた。

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その後は、東京の設計事務所で働いている後輩を呼び、一緒に飲みに行くことに。最終的には学部生時代の研究室の友人もまじった酒場となった。
結局3時ごろまで飲み、翌日朝一で大阪にもどってきた。自分は月曜に必要な模型の準備におわれ、そのまま事務所へ。


非常に慌ただしい2日間ではあったが、コンペの件やチーム内の打ち合わせ、友人たちとの交流は非常に内容の深いものとなり、充実した出張となった。
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2009年05月09日

写真撮影

今日は朝から天気がよかったので、現在とりくんでいるコンペのプレゼン用に模型の写真撮影を行った。
天気のよい青空のもとでの写真撮影は気持ちのいいものだった。
提出前ということで、その写真はアップできないのが残念であるが、久々に模型を作ったわりにはよくできているんではないかと考えている。


先日MOLESKINEのcitynotebookの京都版を買った。

moleskine.jpg

パッと中を見た限りでは、使いやすくはなさそうだ。ただ手帳のそのスタイルやデザインがよくて購入した。自分のオリジナルの京都マップを作成できる。自分が足を運ぶことで手帳には1つずつ記される。
いますぐ実用化されるのではなく、将来にいかされる。
いわば自分の京都軌跡手帳といったところであろうか。
そんな素敵な手帳のスタイルに魅力を感じた。
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2009年04月26日

HD×OHA in Kyoto

昨日はhokkenが京都に戻ってくるということで、飲みに行く予定にしていた。
すると昼間大学の時の先輩からの電話が入り、久しぶりに会うことに。
先輩達をみていると、学ぶべき部分がたくさんあり非常によい機会であった。いつも、助言やアドバイスを一方的にいただいている。本当に感謝している。

そんな中、久しぶりに出会ったHDを見て、自分達はまだまだやれてないことがたくさんあり、もっとできるはずだと感じ、とてもよい刺激になった。
そしていつか、こっちから先輩達にも何か一つでもメリットを与えられるような存在になりたいと思う。
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2009年04月19日

ただいまチームフル活動中

先日久しぶりに京都へ行ってきた。

まずはモリカゲシャツ。
丸田町と河原町の交差点付近にあるシャツ屋である。
おかれてる商品の数はやや少なめであるが、名前通り置いている商品はシャツである。
オリジナルのかわいらしいシャツが多い。その時買いはしなかったが、いつか買ってみたいと思う。

そのごふらっと歩き京都を堪能していたんだが、とある本をみつけた。
「最高の建築士事務所をつくる方法―設計者のための独立開業・運営ガイド」

最建.jpg

起業する方法やその準備、起業してからのことなどなどが書かれているようだ。見つける前はこういった本が欲しいと思っていた。
独立するにはどうすればいいのか、また独立してどうすればいいのか。
早からずともこの本は読んでおいたほうがこれからのビジョンを描きやすいだろうと思い読むことにした。


将来最高の建築士事務所をつくるためにも、ただいまチームはフル活動中である。
posted by OHA at 22:31| Comment(0) | oquda | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月06日

春の訪れ

近頃ようやく暖かくなり始めて、春を感じはじめた人は多いだろう。

今年の春は、少し嬉しい報告でスタートした。
一つは、免許が出来上がったこと。これで1級建築士。デザインというカテゴリーの中ではただの肩書きにすぎないが…。
もう一つはチームとしての喜び。先日1月末に提出し終えた「WORLD SPACE CREATORS AWARDS 2009」で、受賞は逃したもののファイナリストに残り選外佳作という形で結果報告を受けた。一応ワールドのHPから一部作品が閲覧できるようになっている。

http://wsca.world.co.jp/winner_J.html

今年の目標としてのコンペ受賞。はやくもクリアとはいかなかったが、すこしでも目標にかすっただけでも、チームとしては大きな自信になった。そして、コンペは1度学生の時に佳作を受賞してから3年以上経ち、なかなか結果を残せなかっただけに安心という気持ちもあった。(本当はこんなもので安心はしていてはいけないんだろうが…)
結果が残ったときの嬉しさはコンペの醍醐味といえる。ずっと継続して出しつづけていてよかったし、これからも出しつづけようと思う。

チームとして常に何か発信していこうと思った。


作品詳細は近日HP→http://www.oharchitecture.jp/でアップ予定です。
posted by OHA at 12:54| Comment(0) | oquda | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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